音楽療法って一人でやるものではない
こんにちは😃
天木瑠里子です🌷
今日はいつもお世話になっている施設へ音楽療法に行ってきました。
そこで感じたことを書こうと思います…
音楽療法の仕事
今年に入ってから、今お世話になっている施設さんから音楽療法をしてくれないかとお話をいただきました。
「現場で経験を積まなくては」とちょうど思っていたので、とても嬉しくて、
ぜひやらせてください
の気持ちが半分、
私一人でできるのだろうか
という気持ちが半分でした。
いや、半分より大きかったかも😅
なぜ不安だったのかというと。
今までは大学の実習で音楽療法を行なっていました。
そこにはもし何かあったときに頼れる先生、いつもフォローしてくれる同級生がいました。
音楽療法を共に学んできた仲間だったので、「こうしたらクライアントの補助になる」とか、楽器の鳴らし方などについては、自分が気を使わなくても仲間たちがやってくれました。
しかし、新しい現場には
先生も仲間もいない。
音楽療法ができるのは私一人。
正直不安でした。
( ´-` ).。○初めて行く施設、初めて会うクライアント
大学4年間で学んできたとはいえ、自分一人でできるのだろうか…。
( ´-` ).。○だけど、せっかくのチャンスだからやるしかない!
きっと音楽が味方してくれる!
と自分を奮い立たせ現場に向かったのを覚えてます。
現場では
やっぱり音楽が味方してくれました。
クライアントたちにとっては生音は最高の刺激です。
クライアントもたくさんの笑顔を見せてくれました☺️
だけど。
焦りすぎて何も覚えてない。
(音楽療法の記録を付けるためにいつも誰が何したかを覚えておく)
ビデオカメラを用意したのに電源が入っていない。
(とんだドジっぷり)
クライアントたちの並び方にまで気が回らずアイコンタクトできない配置に…。
(クライアントの並び方を指示するのは基本のキ!!なのに…)
もう、、、散々でした。
そこで痛感したのは
一人でやる難しさ
でした。
_(:3」∠)_がーん。
これじゃいけない!
と思い大反省をして、何がいけなかったかをまとめました。
今思えば、この壁がなかったら今日の嬉しさに気づけなかったかもなぁと。
研究の日々
音楽療法をしては振り返りをして、今日はこうだった〜やら、あぁだった〜やら、記録を残します。
「クライアントのそばで歌いたい!だけどピアノから離れないといけない…」
という問題があったとして
☞それならアカペラで挑戦
…音楽要素が足りなくて物足りない
☞それならスマホに録音して挑戦
…録音したテンポが早すぎて使い物にならない
…再生する音量が小さい
など、
一つの問題を解決するのにたくさん回り道してきました。
どうしたらあのクライアントは反応してくれるかな。
あのクライアントは今日何を伝えたかったのかな。
などたくさん悩みます。
だけどね
クライアントのみんなはとーっても素直です。
嫌なものはいや!
好きなものはすき!
楽しいときは笑うし、つまらなかったら無反応だし。
それがみんなの素敵なところ。
今日帰り際にスタッフさんが、
「みんな、天木先生が来るのを首を長くして待ってるんですよ」と教えてくれました。
🌷素直なみんなが、そうやって思ってくれていること。
🌷みんなにとって、音楽療法が楽しみな時間になっていること。
とても嬉しいことではありませんか😊
そして気づいたんです。
音楽療法って私一人でやるものではない。
𓆸 𓆸 𓆸 𓆸 𓆸 𓆸 𓆸 𓆸 𓆸
今日はたまたま、クライアントの人数が多い日でした。
前の自分ならこんな大人数を一人で見るのは無理だ…。
って思ったと思います。
だけど今日は、「新しいメンバーもいて楽しそう」って思ったんです。
いつのまにか私は成長していました。
音楽療法って一人でやるものではない。
セラピストと、クライアントがいて初めて音楽療法が成り立つ。
最初は知らない人が現れて人見知りするかもしれないけど、そこから音楽を通して関係性を築いていく。
教科書にでも出てきそうな言葉を、今日改めて感じることができたのです。
一人でチャレンジしてみて、一人じゃないと感じる。
なにより私の音楽療法に慣れてきたクライアントと、臨機応変に動いてくれるスタッフさんたちのおかげですね☺️
なんだかほっこり。
嬉しい気づきなのでした。
もっともっとみんなに笑顔を届けるぞ〜
それではまた〜( ˶˙º̬˙˶ )୨
天木瑠里子
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